タイでの生活。近所にはきれいなコンビニやスーパーがどんどん増えていますが、僕が毎日足しげく通っているのは、そんなキラキラした場所ではありません。
自宅から2〜3キロ。国道沿いにある**「ร้านค้าป้าแวว(ラーンカー・パー・ウェー)」**という、小さなお店です。
どこか懐かしい「家族経営」の温かさ
お店の見た目は、自宅の一部をそのまま店舗にしたような、完全なる家族経営スタイル。かつての日本にもあちこちにあった、あの「商店」の雰囲気そのものです。
今の時代、冷房の効いた清潔なスーパーの方が便利かもしれません。でも、僕はあえて、この少し雑多で人間味あふれる「小汚さ(褒め言葉です!)」が残る場所に惹かれてしまいます。
一番の理由は、お店の人の圧倒的なフレンドリーさ。 店先に立つと、まるで親戚の家に遊びに来たかのように「おーい、来たか!」と声をかけてくれる。そんな距離感の近さが、一人暮らしの身には心地いいんです。
「シンハーと卵」と、夕暮れの誘い
品揃えは、決して豊富とは言えません。でも、僕の日常にはこれで十分なんです。
飲み物: 冷蔵庫にはタイのビールがずらり。僕はいつも**「シンハー」**を手に取ります。
食料品: 卵は1個単位からバラ売りしてくれます。
日用品: 歯ブラシ、石鹸、スナック菓子……。
店先の風景: 軒先には、いつもスイカとバナナが並んでいます。
毎日夕方にビールを買いに行くと、最近では「おい、そこのテーブルで一緒に飲んでいけよ!」なんて誘われることも。この気取らなさが、タイの路地裏の醍醐味です。
環境にも財布にも優しい「水タンク」の知恵
ここでの買い物で欠かせないのが、**15バーツの「水タンク」**です。
ペットボトルは便利ですが、すぐになくなるしゴミも増えてしまいます。ここでは、使い終わった空のタンクを持っていき、15バーツ(約60〜70円)を払って新しいものと交換する「通い瓶」スタイル。
1タンクあれば、僕の生活なら1週間は持ちます。このサステナブルで素朴なやり取りが、今の自分にはとてもしっくりきています。
さいごに
便利さや効率を求めたら、きっと他にも選択肢はあるはず。 でも、僕は「ウェーおばさんの店」で交わす何気ない挨拶や、タイの生ぬるい風を感じながら飲むビールが大好きです。
みなさんは、こんな気取らないお店、好きですか?












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